当院では、前十字靱帯断裂に対する関節外制動固定手術を実施しております。
手術内容 | 前十字断裂を修復する手術方法は数種類ありますが、当院が実施しているのは関節外制動固定法です。前十字靱帯は膝関節内にあり頸骨の前方への滑りを制御しています。断裂に伴い激しい痛み、前方への滑りが生じ歩行に障害が出ます。痛みの原因の断裂した靱帯を切除し、膝関節外に強靭な糸を用いてこの靱帯と同様な制御を行う手術です。 |
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手術によるリスク | 全身麻酔リスク、術中、術後の感染リスク。 不明点や術後に何かあれば、お問い合わせ下さい。 |
診療の流れ | 治療期間:2ケ月 治療回数:6回~(術後検査、リハビリ含む) |
術前検査 | 血液検査、レントゲン検査は必須です。 症例により胸部レントゲン検査、心電図を追加で行う場合もあります。 |
手 術 | 断裂した前十字靱帯の除去、および半月板の損傷が併発している場合には、損傷部切除を行います。その後、強靭な糸を腓腹筋種子骨と頸骨粗面付近で固定することで前十字靱帯と同様な制御をさせます。 |
入 院 | 3日から5日、点滴、抗菌剤、痛み止めなどの管理を行います。 入院期間中に2回ほど血液検査も実施します。 |
退院後 | 約1ヶ月間はサークルやケージ内で安静にして頂きます。 1週間毎に検診を行い、術後2から3週間後に抜糸を行い、術後1ヵ月からリハビリを行います(必要が無い場合もあります)。 |
診療にかかる費用 | 総額30万から35万円 手術前に詳しい見積をお出し致します。 |