ダイエットプログラム
肥満は立派な病気です!!
まずは、愛犬・愛猫をご覧下さい!!
- 腰にくびれがない
- 肋骨に触れない
- お腹まんまる
- おやつは無制限
- 食卓から人の食べ物を与えている。
ひとつでも当てはまったら・・・それは肥満!!
ぽっちゃりでかわいい♪・・・ではなく肥満!!
肥満が及ぼす影響
肥満は身体のあちこちに負担をかけ、様々な病気の原因になり症状を悪化させる要因になります。
- 心臓病など循環器疾患
- 重く大きくなった身体全体に血液を送り、維持するために心臓に負担がかかります。その結果、心臓が頑張りすぎて疲労。高血圧や心肥大を引き起こします。
- 肺疾患など呼吸器疾患
- 脂肪により横隔膜が上がり肺を圧迫し、呼吸が苦しくなります。
特に小型犬・短頭犬種では、顎の周辺に脂肪がつくと気管を圧迫して気管虚脱や、軟口蓋過長によりゼエゼエと苦しそうな呼吸や咳をするようになります。
- 脂肪肝
- 血中コレステロールがたまって色々な組織に脂肪がつきます。
肝臓に脂肪がつくと脂肪肝となり、肝硬変→肝臓ガンへと悪化する危険もあります。
- 関節疾患や椎間板ヘルニア
- 重くなった身体を支えるため、足や腰の関節に負担がかかって炎症を起こし、関節炎や靭帯の断裂、椎間板ヘルニアを悪化させます。
- 皮膚病
- 皮膚の免疫力が低下して皮膚病にかかりやすくなります。また、皮脂腺の分泌物が増え身体がべたつき、皮下脂肪が分厚くなるとたるんでしわの間がムレたりこすれたりします。
- 糖尿病
- 運動不足で糖の代謝がゆっくりになったり、過食で膵臓に負担がかかるとインスリンの働きや分泌に異常が起き、糖尿病にかかりやすくなります。
- 手術時のリスク
- 麻酔が脂肪組織に一時的に吸収されるので麻酔の効きが悪くなり多量に必要になります。
さらに覚めるのも悪くなり身体に負担がかかります。また、脂肪組織があるために術創を広く切開しなくてはならなくなり、術後の傷の治りが遅くなります。腹腔内脂肪があると開腹手術の妨げにもなります。
えむえむダイエット学院
飼い主様の頑張りがなければ痩せられません。ずっと健康に過ごせるよう、肥満対策に今取り組みましょう。
当院では、肥満解消・ダイエットチャレンジ「えむえむダイエット学院」を開催しております。
スタッフにお気軽にご相談ください。
えむえむダイエット学院 卒院者紹介
ダイエットチャレンジ! 卒業わんちゃん・ねこちゃんのご紹介です
—飼い主様の卒業喜びコメント—
減量中はお腹がすいた!と訴え鳴かれたり、特にお利口さんポーズをされたりするとあげたい気持ちをぐっと抑えるのが大変でした。
お腹が減る気を紛らわすために一緒に遊んでスキンシップの時間を大切にして、また2週に一度の体重チェックでスタッフの皆さんとお話しする事も励みになり頑張って続けられました。今では動きが軽くなり、お散歩でのスタミナもアップ。可愛がり方を間違っていたんだなと実感しています。
—飼い主様の卒業喜びコメント—
もうそろそろ高齢だし痩せなければ…と思っていました。毎日ご飯の量を測ったり自宅での体重を記録していくのは大変だったけれど、ダイエットのために細かく測定出来る体重計に買い換えて頑張りました。今ではひと回り小さなキャリーケースへスムーズに入れるようになって持ち運びも軽くなり、中で方向転換も出来るんですよ♪ 自身も身軽になって嬉しいみたい。でも動きが軽やかになった分イタズラも増えちゃいましたけどね(笑)