当院では、会陰ヘルニアに対する整復手術を実施しております。
手術内容 | 会陰ヘルニアとは、会陰部(肛門の周囲の領域)の筋肉が裂開し、腹腔内に存在する脂肪、膀胱、前立腺、腸管などが脱出している状態です。この脱出臓器を腹腔内に戻し、裂開部を修復する手術です。 |
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手術によるリスク | 全身麻酔リスク、術中、術後の感染リスク。 不明点や術後に何かあれば、お問い合わせ下さい。 |
診療の流れ | 治療期間:2週間 治療回数:4回~(術後検査含む) |
術前検査 | 血液検査、レントゲン検査は必須です。 症例により胸部レントゲン検査、心電図を追加で行う場合もあります。 |
手 術 | 脱出した臓器を戻し裂開部を修復します。その部位の筋肉や組織を縫合することで裂開部に蓋をしますが、組織の損傷が激しく使用出来ない場合は人工物や大腿部後面の筋肉を使用することもあります。 |
入 院 | 3日から5日、点滴、抗菌剤、痛み止めなどの管理を行います。 入院期間中に2回ほど血液検査も実施します。 |
退院後 | 自宅に安静にして頂き、全身状態や患部の管理のために数回通院して頂きます。 |
診療にかかる費用 | 総額30万から40万円 片側、両側、人工物使用などにより料金が異なってきますので、手術前に詳しい見積をお出し致します。 |